記事日付 | 20091121 |
タイトル | 狂犬病-ロシア:モスクワ、イヌ、ヒト 疑い |
国名 | ロシア   |
感染症名 | 狂犬病 |
概要 | モスクワの2つの地区隔離 Two districts of Moscow quarantined following rabies alert |
和文 | http://www.vesti-moscow.ru/rnews.html?id=68208&cid= モスクワMoscowで、狂犬病に感染していたと見られるイヌの咬傷を受け、狂犬病感染が疑われている合計3人が入院中である。2009年に動物の狂犬病がはじめて報告されたのは、モスクワ北部に最近周辺地域から1頭の狂犬病のイヌが持ち込まれたことで発生した症例である。モスクワ Moscow Oblast の獣医師らによると、2009年のこれまでに報告された動物の狂犬病症例は230例で、2008年の1年間の総数を超えている。今回の生後6ヶ月の子犬の死亡は、この狂犬病犬が、2ヶ月間も北部周辺で放し飼いにされていたことから、市内の獣医師らは警戒感を抱いている。不安を感じたモスクワの人々は、子犬をtake in(室内で飼育)し、gave it a home(小屋を与えたり)した。その後まもなく新しい飼い主に譲られて、新しい飼い主は、この子犬に少々咬まれたが、気に止めなかった。後に元の飼い主のところに戻ることとなり、やがて体調を崩して獣医師を受診したが、3日後に死亡した。直ちにモスクワの2つの地区に検疫体制が布かれ、全てのペットはワクチンを接種するよう呼びかけられた。周辺のイヌとネコ全てに感染の危険があるとして、ワクチン接種の上、60日間の隔離を行わなければならない。ペットの飼い主は、検疫地域への立ち入りを避け、動物の取引や展示は禁止されている...現在3人が病院内で治療を受けており、その他多数の外来患者がある。60日間、動物の狂犬病の発生がなければ検疫は解除される。 [Mod.CP注-入院中の3人が狂犬病と診断されているのか不明である。同様に、死亡した子犬のほかに、狂犬病ウイルス感染が確認された動物がいるのかもわからない] |
原文リンク |