記事日付 | 20091125 |
タイトル | 麻疹-アイルランド:移動民族 |
国名 | アイルランド |
感染症名 | 麻疹 |
概要 | Child hospitalised in measles outbreak |
和文 | http://www.irishtimes.com/newspaper/breaking/2009/1123/breaking79.htm 麻疹感染流行による肺炎で、24日、小児1名が生死の境をさまよっていることが、衛生当局者により明らかにされた。The Health Service Executive (HSE)は全国の保護者に、子供に必ず麻疹ワクチン接種を受けさせるよう呼びかけている。8月に始まった感染流行は、(予防接種による)防御を持たない子供たちに広がる恐れがあると、当局は懸念している。今月の患者は11例が報告されており、2009年のこれまでの患者が合計75例に達したと、公衆衛生の専門家が述べた。2008年同期の患者は50例であり、今年の麻疹による入院患者は18例だが、死亡例は報告されていないと述べた。サーベイランスセンターは、1人の子供が麻疹に感染したことにより肺炎を併発し、現在集中治療室で人工呼吸器を装着されていることを明らかにした。患者の80%が10歳以下で、30%が1ないし2才であり、そのほとんどがthe Traveller community(移動民族)であると述べた... [Mod.CP注-Traveling communities in Ireland(アイルランドやその他の地域の移動するコミュニティ)では、彼らの移動生活のスタイルのため、定期予防接種の正規のスケジュールから漏れることが多く、子供たちの病気のリスクの高い状況におかれることになる。この様な集団内で麻疹ウイルスが保持されることによって、一般市民のワクチンカバー率が不適切(低下)であることが露呈し、常に監視が必要であることが強調される結果となっている。 |
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