感染症速報詳細

記事日付 20091202
タイトル 黄熱-中央アフリカ共和国:
国名 中央アフリカ共和国    
感染症名 黄熱
概要 死亡3例を含む4例の黄熱の疑い例を報告した
和文 FORTH厚労省検疫所による和訳 http://www.forth.go.jp/tourist/topics/topics09-12.html#01 より抜粋
2009年11月14日、中央アフリカ共和国保健省(MoH)は、死亡3例を含む4例の黄熱の疑い例を報告した。症例は、Ombella Mpoko省(Prefecture)のYaloke'-Bossembelle県(Sub-Prefecture)、La Lobaye省(Prefecture)のBagamongone県、(Sub-Prefecture)の通常の黄熱監視システムを通じて発見された。初発患者は18才の男性(牛飼い)で、翌日には、更に同様の重篤な臨床症状を伴う2例が報告され、両者とも死亡した。Yalokeから20km離れた小さな町Bagamongoneで、別の症例が、同じ時期に報告された。3例は黄熱のIgMが陽性だった...昆虫学的な研究では、森林黄熱病の媒介蚊の限られた存在が分かった...これまでの発生状況やワクチン接種など、原文参照願います。
[Mod.TY注-ベクターの蚊族の種類の解明に興味が持たれる。都市型のYFウイルス伝播を行う種類が存在するのか;ヒト以外の霊長類の調査結果についても、入手され次第、情報提供されたい。森林型黄熱の散発的な発生と見られる。昨年にもCARで黄熱が発生していたとすれば、中央アフリカはYFのリスク地域と捉えるのが賢明である]
地図 the Central African Republic showing the location of Ombella Mpoko prefecture in the southwest part of the country http://www.lib.utexas.edu/maps/africa/cen_african_rep_pol01.jpg

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