記事日付 | 20091204 |
タイトル | インフルエンザパンデミック(H1N1)2009-米国:ワクチン反応 |
国名 | 米国   |
感染症名 | インフルエンザパンデミック |
概要 | 20091121.4009に関して |
和文 | インフルエンザワクチン接種時の通常見られる反応の中には、ワクチン接種後すぐに起きる腕の痛みや軽いインフルエンザ様症状などがある。パンデミック H1N1 2009 ウイルスワクチンを含め、通常のインフルエンザワクチンは、卵の上で培養され、非常にまれであるが、卵のタンパク成分に対するアナフィラキシー反応が起きる可能性もある。インフルエンザワクチンに対して何度もアナフィラキシー反応を繰り返す患者の中には、卵のタンパクよりはむしろ、培養中の細菌の増殖を抑えるためにしばしば用いられる抗生物質に反応して起きている。インフルエンザワクチンのデータの多くに、成分として抗生物質があげられているが、抗生物質を含む全てワクチンで正しく記載されているとは限らない。このため、tetracycline と penicillinに対する重症アレルギーのある患者にとって、インフルエンザワクチン接種が、非常に危険を伴う事態になりうる。 |
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