記事日付 | 20091205 |
タイトル | インフルエンザパンデミック(H1N1)2009-カナダ: |
国名 | カナダ   |
感染症名 | インフルエンザパンデミック |
概要 | オンタリオ州で3ヶ月以上の入院患者 Some Ontario swine flu victims kept in hospital for 3 months |
和文 | http://www.digitaljournal.com/article/283054 重症化した1541人の患者の一部が3ヶ月以上も入院したままとなっていることが、カナダ保健省の週報で明らかになった。オンタリオOntario州では、第2波による豚インフルエンザ[パンデミック H1N1 2009 ウイルス感染]の患者数が、過去のインフルエンザシーズンとしては最悪の2004年の6倍に達することも判った。過去5回のインフルエンザシーズンのうち、最多の患者数が確認されたのは、2004-2005年シーズンの中のピークとなった2005年2月中旬で、患者数は500例であった。第2波の豚インフルエンザによるピークは、EW43(疫学第43週)に確認されたおよそ2150例である。第2波の9月1日から11月25日の期間中に、1158人の入院患者のうち、222人が報告時点で入院したままであり、平均在院日数は4日間であったが、入院期間は0-93日間に及んでいる。今も続く第2波の期間中に死亡したヒトの数は70人で、4月に始まった第1波では25人であった。第1波で入院した患者のうち、今も入院しているのは合計8人である。第1波の患者のうち、ICU [intensive care unit 集中治療室] の入院and/or呼吸器装着の患者は21%(80人)で、第2波では16%(186人)となっている。全体としては、入院患者の17%(266人)がICU入院や呼吸器装着となっている。発熱、咳、呼吸困難、嘔吐、全身倦怠、筋肉痛、咽頭痛、嚥下困難などが、最も多く見られる症状であった。 - 州内で101人の1歳未満の乳児が入院した - 217人の1-4才児が入院したが、この中で死亡はなかった - 5-14才の入院患者は302人で、5人が死亡した - 15-24才の入院患者は168人で、7人が死亡した - 25-44才の入院患者は269人で、16人が死亡した - 45-64才の入院患者は343人で、41人が死亡した - 65歳以上の入院患者は141人で、25人が死亡し、致死率は最高であった |
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