記事日付 | 20091205 |
タイトル | インフルエンザパンデミック(H1N1)2009-中国: |
国名 | 中国   |
感染症名 | インフルエンザパンデミック |
概要 | 豚インフルエンザ流行対策として、献血を呼びかけ City calls for blood in swine-flu war |
和文 | http://www.shanghaidaily.com/article/?id=421501&type=Metro 上海Shanghai保健当局は2日、新たな豚インフルエンザ対策活動を開始し、ウイルスに対するワクチン接種を済ませた人々に対して、緊急治療用の血液を献血するよう呼びかけている。まず手始めとして、上海公衆衛生医療センターの医療スタッフ34人が、3日献血を行う予定となっている。専門家によると、豚インフルエンザに感染してから3週間、もしくはワクチン接種後2週間で、体内の抗体産生が開始する。これらの人々からの血液は、重症のパンデミック H1N1 2009 ウイルス患者の治療に使用することができる。ワクチンを接種した職員の血液を使って、重症例の治療を行うことは、衛生省が発行した治療ガイドラインにも記載されていると、献血者の1人でもある医師が説明した。技術面においては安全であり、患者に使用してよい結果を得ているとと述べた。ハイリスクとされる医療従事者、公務員、小中学校の生徒と教師に対して、ワクチン接種が実施された結果、上海では80万人以上がワクチンを摂取された。大学生や60歳以上の高齢者を含め、合計210万人の人口に対するワクチン接種が計画されている。初めての患者が確認された5月以降、30日までに上海で報告された豚インフルエンザの患者は2074例で、うち26例は重症であった。今も2人の女児が危険な状態となっている... [Mod.CP注-ワクチン接種からの献血をパンデミック インフルエンザの治療に使用することは、厳密な、血液を媒介性感染症防止への注意を必要とする、危険性の高い治療法である。これまでにこのような治療法が、有効性や安全性が確立された治療法として広く行われたことはない] |
原文リンク |