記事日付 | 20091208 |
タイトル | 野兎病-米国:メリーランドMD、研究室での感染 |
国名 | 米国   |
感染症名 | 野兎病 |
概要 | 軍医学研究所の研究員が、研究室で野兎病に感染した |
和文 | http://blogs.sciencemag.org/scienceinsider/2009/12/researcher-at-a.html メリーランド Maryland州フレデリック Frederickにある、the United States Army Medical Research Institute of Infectious Diseases (USAMRIID 米軍医学研究所) の研究者1名が、tularemia, also known as rabbit fever 野兎病に感染した。当局が4日発表した。_Francisella tularensis_野兎病菌を原因とするこの疾患は、biosafety level 3 pathogensの1つで、USAMRIIDにおいて研究が行われている。野兎病ワクチンの開発に従事するこの女性研究者は、自宅療養中で、抗生物質による治療によく反応していると伝えられている。ウサギ、齧歯類、その他の動物が保有するこの細菌による野兎病は、米国内で毎年約200名の患者がCDCに報告されている。研究室内を浮遊する細菌を吸入することによって感染することもある。ヒト-ヒト感染はしないことを、現地の住民に再確認して欲しいと声明で述べた。まずは、研究所員に適切な医療を受けさせ、次に感染経路を明らかにし、他に感染者がいないか確認することに注意を払っているとした。研究室での感染はまれであるが、発生する可能性があり、今後の発生を最小限とするよう検証しなければならないと述べた。 |
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