感染症速報詳細

記事日付 20091209
タイトル サルモネラ症、serotype Typhimurium-米国:カエル
国名 米国    
感染症名 サルモネラ症
概要 [1] News report
25の州で48人以上がサルモネラ菌に感染し、多くはカエルが原因であった
和文 http://www.nytimes.com/aponline/2009/12/07/health/AP-US-MED-Salmonella-Frogs.html
48人以上が感染した全国的なサルモネラ症流行の原因は、Pet frogs とされている。2009年6月に発生し始め、11月まで25州にわたって報告が続いている。患者の多くが、the African dwarf frogなどのカエルとの接触があったと述べている。感染が発生した3軒の家庭のカメの飼育槽で、サルモネラ菌が検出された。ペットの両生類は、これまでにもサルモネラ症感染の原因となると指摘されてきた。カメが原因とされた最近起きた流行でも、107人以上が感染している。
[2] CDC report
情報源: US Centers for Disease Control and Prevention (CDC) 、2009年12月7日。
http://www.cdc.gov/salmonella/typh1209/index.html
CDCは、複数の州で発生した、African dwarf frogsなどのwater frogs との接触による、ヒトでの_Salmonella [enterica_] serotype Typhimurium 感染流行の調査について、各州当局に協力を行っている。water frogs は、水槽などで飼育されることが多い。カエルなどの両生類は、ヒトのサルモネラ感染の感染源となることが知られている。routine assessmentを通じて、同じ菌に何ヶ月にもわたって多くのヒトが感染していたことが判明した。12月7日現在の、_S._ Typhimurium に感染したと報告された48人の内訳: Arizona (1), California (2), Colorado (2), Florida (1), Georgia (1), Idaho (1), Illinois (5), Kentucky (1), Louisiana (1), Massachusetts (2), Maryland (2), Michigan (3), Minnesota (1), Missouri (2), Mississippi (1), New Jersey (2), New Mexico (1), New York (1), Ohio (2), Pennsylvania (3), Tennessee (2), Texas (3), Utah (6), Virginia (1), and Washington (1)。発症日は6月24日から11月14日までの期間である。年齢は1才未満から54才までで、患者の77%が10才未満、平均年齢は4才であった。死者は報告されていない。...以下、調査内容、消費者へのアドバイス、飼育の注意点、医療従事者へのアドバイス、獣医師へのアドバイス

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