感染症速報詳細

記事日付 20091215
タイトル C型肝炎-カザフスタン:アルマトイAA、輸血関連
国名 カザフスタン    
感染症名 C型肝炎
概要 血液センター、C型肝炎騒動で窮地に
Republic Blood Transfusion Centre enmeshed in hepatitis C scandal
和文 http://www.ktk.kz/art/?id=6667
C型肝炎に感染した白血病患者のこどもの保護者らがつくる団体は、the Republic Blood Transfusion Centre が汚染された血液を輸血したことが原因であると主張している。輸血センター当局は、同施設内での手順に誤りはなく、今後これを証明するために適切な手続きを行うとしている。患者の家族らによると、およそ150人の小児らが、同センターでの献血者の検査が不十分であったためにC型肝炎に感染したと主張している。センター長は、同施設の検査診断システムは、世界的に見ても最新のものであり、CISで最高の機器の1つであり、全献血者は適切な検査を受けていると述べた。さらに、全ての献血者からの検体は今でも検査可能であり、再検査を行う用意があるとも述べた。同施設長はセンターの名誉を守るために、内部調査を行っている。しかし、患者の保護者の団体は、調査に検察や警察の介入を求めている。
[Mod.CP注-2007年にカザフスタン裁判所は、21人の医療従事者が、小児10人が死亡したHIV感染流行に関する責任があるとの判断を下した。南部Shymkent の病院で治療を受けた、119人の小児と乳児がHIVに感染した。判事は、被告は注意義務を怠り(act recklessly)、corruption 汚職と不法行為が感染流行につながったと断じた...]

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