記事日付 | 20091223 |
タイトル | Q熱-オランダ(17):病原性、情報提供依頼RFI |
国名 | オランダ   |
感染症名 | Q熱 |
概要 | 20091222.4304について |
和文 | オランダのQ熱感染流行の原因となっている_Coxiella burnetii_の菌株に関する情報提供依頼に対し、 the US Centers for Disease Control Emerging Infectious Diseases journal は、2009年4月にナイメーヘンNijmegen およびアイントホーフェン Eindhovenで行われたオランダ人研究者らからの書簡を掲載している。今回の流行に関係する、国内各地の様々なヒトおよび動物の臨床検体のmultiple-locus variable-number tandem repeat analysis (MLVA 複数部位変数直列反復解析?) typing of _C. burnetii_ の暫定的な結果が報告されている。著者らは、この研究結果により、オランダで発生中のかつてないQ熱感染流行には、複数の遺伝型の_C. burnetii_が関係していることが判ったとしている。遺伝型の違いは、single repeat differenceだけであるため、オランダの動物の間に、hypervirulent strain(強毒性株)のmicrovariants(微小変異株)が導入されていたことを示す結果である可能性が示唆されている。 The article Multigenotype Q Fever Outbreak, the Netherlands Emerg Infect Dis. 2009 April; 15(4): 613-4. doi: 10.3201/eid1504.081612 http://www.cdc.gov/eid/content/15/4/613.htm |
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