感染症速報詳細

記事日付 20091230
タイトル 麻疹-ジンバブエ(03)
国名 ジンバブエ    
感染症名 麻疹
概要 22人が死亡 Measles claims 22 lives in Zimbabwe
和文 http://www.cnn.com/2009/WORLD/africa/12/29/zimbabwe.measles/index.html
ジンバブエ国内で、5才未満の小児を中心に合計22人の患者が麻疹感染により死亡したと、国営メディアが伝えた。WHOは2週間前に、アフリカのこの国でワクチン接種を支援したにもかかわらず発生した麻疹感染流行に、"deeply frustrated 非常に不満"であるとの声明を表した。ジンバブエのWHO代表は、2009年に340人以上の感染疑い患者が発生したことを明らかにした。とても容認しがたいと述べた。市民がこどもへのワクチン接種を拒否したことが、感染流行の主な原因であると述べた。29日の報道によると、22人の患者がワクチンを接種されていなかったとの当局者の話が掲載されている。全国で90人の患者の診断が確定されている...ジンバブエ国内で麻疹感染流行が発生しているのは5つの地区で、さらに国内の医療機関への負担となると見られている。
[Mod.CP注-前回の12月19日の麻疹感染流行報告では、Bubi, Murambinda, Makoni, Chipinge, Chirumanzu, Zvishavane and Marondera(map http://www.mapsofworld.com/zimbabwe/zimbabwe-political-map.html )などの広い範囲で、340例以上の感染疑い患者が発生していることを伝えている。今回の報告では、この340例のうちの90例の診断が確定され、22人が死亡しており、その多くがワクチンを接種されていない5才未満の小児であった。これらの数字から、ジンバブエ国内のワクチンのカバー率はかなり低下しており、全国的な感染流行であることを示している。]

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