記事日付 | 20100107 |
タイトル | ムンプス 流行性耳下腺炎-イスラエル:Yeshiva students, 2009 |
国名 | イスラエル 2009   |
感染症名 | ムンプス流行性耳下腺炎 |
概要 | 青年男子を中心とする、エルサレムのムンプス感染流行 |
和文 | http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=19440 2009年9月中旬から12月7日にかけて、the Jerusalem(エルサレム) District Health Office当局に173例のムンプス患者が報告された。患者の多く(147/173;85%)は、エルサレムとその周辺にあるyeshivas (religious academies operated as boarding schools 全寮制の宗教学校)の生徒らであり、173人中142人(82%)が男性であった。疫学曲線では、ヒト-ヒト感染に一致するパターンが認められた。平均年齢(中間値)は、14.5±7.3才であった。全部で60校に感染が及んだ[原文にはリストあり]。12月7日までに250例以上の患者が報告された。臨床症状としては、片側または両側の耳下腺炎であ、1名が睾丸炎のため泌尿器に入院となり、別の3名が耳鼻咽喉科に入院していた。その他6名が救急部に入院した後、退院している。診断確定は、ムンプスIgM抗体(20名)、RT-PCR法(4名)が含まれている。イスラエル保健省の中央検査部門で、genotype G5であることが確認されている。他の149名は、臨床診断と疫学的状況を加味して診断された。173名の患者のうち、116名(67%)は2回のmeasles-mumps-rubella (MMR) vaccine (Priorix GlaxoSmithKline Biologicals-Jeryl Lynn strain)を接種されていた。29名(16.8%)は1回の接種があったが、20名は接種を受けていなかった。多数の患者が、2009年9月中旬のthe High Holidays 期間中にイスラエルを旅行した、米国(ニューヨークNewYork)のyeshiva studentsとの接触があったと報告しており、一部のyeshiva studentsは最近ムンプスを発症していたことが報告されている...以下、検討、結語...原文参照願います |
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