記事日付 | 20100119 |
タイトル | ハンタウイルス-チリ、南北アメリカ(02):最新状況2010 |
国名 | チリ   |
感染症名 | ハンタウイルス肺症候群 |
概要 | 24才の患者発生 |
和文 | http://www.cooperativa.cl/un-nuevo-caso-de-hanta-fue-confirmado-en-la-araucania/prontus_nots/2010-01-15/222022.html the Araucania(アラウカニア) regionのThe SEREMI [Secretaria Regional Ministerial de Salud; Regional Secretary of the Ministry of Health] 当局者は、地域内で新たなハンタウイルス感染患者1例が発生したことを明らかにした。この患者は、the Lumaco area在住の24才で、仕事の関係で数ヶ月前にthe Biobio region から、農村部のこの地域に移動していた。the Temuco Regional Hospital が満床となり、やむなくthe Talcahuano Naval Hospitalに転院したことによって、48時間後に患者が確認されることになった。予後は良好で、療養のためTemucoに帰された後退院できるものと見られている。 [Mod.TY注-偶然にも、ちょうど1年前に16才の少女1名が、スカウトのキャンプ中に、Andes virusと思われるハンタウイルスに感染し、ハンタウイルス心肺症候群で重症となっている(20090225.0785)。残念ながらこのレポートでも、ハンタウイルスが1種類しかないように記載されているが、実際は南米でヒトに感染するハンタウイルスは多数ある。New World hantavirusesは、 sigmodontine rodentsによって伝播され、報告には記載されていないが、 the long-tail rice rat (_Oligoryzomys longicaudatus_) は Andean Chileにおける主なハンタウイルスのベクターであり、本症例の原因ウイルスは Andes virusである可能性が高い] 写真 the long-tailed pigmy rice rat (_Oligoryzomys longicaudatus_),the sigmodontine rodent host of Andes hantavirus http://www.bios.niu.edu/frayjorge/rod6.jpg |
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