感染症速報詳細

記事日付 20100122
タイトル 腎症候性出血熱-ロシア:ヤロスブリ YS
国名 ロシア    
感染症名 腎症候性出血熱
概要 2008年に比べ、2009年のHFRS患者数は1/3の増加だった
和文 2009年のヤロスブリYaroslavl oblastでは、2008年に比べ、hemorrhagic fever with renal syndrome (HFRS 腎症候性出血熱)の患者数が1/3増加した。
2009年の患者数は118例で、2010年も高率の感染が続いている。2010年の第1週に、新たに7例のHFRS患者が報告された。
高い感染発生率の理由として、暖冬とネズミの大量発生が原因と考えられている。
特に休暇地近郊のヒトの住居付近にすむ齧歯類により、ヒトはピクニックなどの間に感染する...公衆衛生当局によると、2009年12月から2010年1月にかけて減少が見込まれていたが、感染流行の発生状況は深刻であり、ネズミの駆除対策が不十分であった...
[Mod.CP注-HFRS は、 the Yaroslavl oblastに常在し、寒冷期になると、食料を求めて齧歯類がヒトの居住地域に接近するため、発生が増加する...]
地図 the Yaroslavl oblast(in the upper Volga River basin、森林地帯にある農業地域) in the map of Russia http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/20/Map_of_Russia_-_Yaroslavl_Oblast_%282008-03%29.svg/800px-Map_of_Russia_-_Yaroslavl_Oblast_%282008-03%29.svg.png

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