記事日付 | 20100126 |
タイトル | 炭疽-米国、ヒト、2001年 |
国名 | 米国   |
感染症名 | 炭疽 |
概要 | FBI当局は、芽胞の兵器化に関して、自ら立てた仮説に誤りがあったことを認めた |
和文 | http://online.wsj.com/article/SB10001424052748704541004575011421223515284.html?mod=googlenews_wsj 炭疽による攻撃は、未だ解決されていない。FBI当局は、芽胞の兵器化に関して、自ら立てた仮説に誤りがあったことを認めた。2001年に起きた炭疽菌によるテロ攻撃の調査は、the U.S. Army Medical Research Institute of Infectious Diseases (USAMRIID 米軍医学感染症研究所)所属の研究者の死により、2008年7月29日に終了したと一般的に考えられている。死亡の原因は鎮痛剤Typenolの過剰な服用によるもので、剖検は行われず、遺書も見つかっていない。自殺と見られる死亡から1週間経たないうちに、FBIは、彼がテロ攻撃の唯一の実行犯であり、NBC, the New York Post, and Senators Tom Daschle and Patrick Leahyに炭疽芽胞を送りつけたのも彼であると発表した。この攻撃により5人が死亡し、議会の建物は閉鎖され、全国にパニックが拡がり、郵便システムは麻痺状態となった。6年間に渡るFBIの調査では、史上最大規模の聞き取り調査inquestが行われ、9000 interviewsと 6000 subpoenas(召喚状)、数万件の写真、タイプ、コンピューター、メールボックスの検索であったが、明快な結論に至っていない...微生物学者として44編以上の論文を発表し、炭疽ワクチンの開発にも関わっていたこの研究者の保管庫から、攻撃で使用されたものと遺伝学的に近い炭疽菌の入ったフラスコが見つかっている...以下、長文のため、原文参照願います |
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