記事日付 | 20100128 |
タイトル | 鳥インフルエンザ、ヒト(05)-エジプト、92-94例目 |
国名 | エジプト   |
感染症名 | 鳥インフルエンザ |
概要 | エジプトの鳥インフルエンザ |
和文 | [1] Ad Daqahliyah:92nd case 情報源:youm7.com [in Arabic]、2010年1月15日。 Http://www.youm7.com/News.asp?NewsID=178068&SecID=65&IssueID=87 保健省は、92例目となるヒトに感染した鳥インフルエンザ[AI}患者[in Ad Daqahliyah governorate]を確認した。14日から16日にかけて、ほか15人の感染が疑われている。16日、Ad Daqahliyah および Kafr Ash Shaykhで、2人のAI感染疑い患者が確認されている。新たに確定診断されたAI患者は、12日からAl Mansoura Hospital in Ad Daqahliyah に入院中であった1歳半の幼児である。7日に高熱と咳、呼吸困難が認められた。両親はAIを疑ってタミフルを与えた後、男の子の状態は落ち着いている。 [2] Assiut: 93rd case 情報源: youm7.com [in Arabic]、2010年1月10日。 Http://www.youm7.com/News.asp?NewsID=180003&SecID=65&IssueID=87 Assiut Governorateの3才の男児が、エジプトで93例目のH5N1感染患者であることが確認された。この男の子は、高熱、咳、鼻水があり、the Al-Ghanaem Hospitalに入院していた。HPAI-infected birds との接触が疑われている。 [3] Ash Sharqiyah: 94th case 情報源: youm7.com [in Arabic]、2010年1月23日。 Http://www.youm7.com/News.asp?NewsID=181132&SecID=65&IssueID=87 保健省および政府当局は、94例目の鳥インフルエンザ患者となるAsh Sharqiyahの45才の男性1名について報告した。20日から23日にかけ、ほかにも、8人のAI感染が疑われる患者が報告されている。この新たな患者は、19日からthe Fakous Fever Hospital [in Ash Sharqiyah]に入院中であった。男性には、12日から高熱、咳、呼吸困難、関節痛などがあったことが判っている。AIに感染していたと見られる鳥類との接触が疑われている。AIが疑われ、タミフルを服用しており、男性の健康状態は安定している。23日、As Suways, Dumyat, Al Qalyubiyah, and Ash Sharqiyahからそれぞれ1人の、新たにAIが疑われる患者が報告されている。 [Mod.CP注-H5N1鳥インフルエンザ患者が、エジプトで次々に発生しているようであるが、他国と異なり、死者の数は少ない。2009年に確定された39人の患者のうち、死者は4人であった(致死率10.3%)。一方、インドネシアで2009年に報告された鳥インフルエンザ20例のうち、19例が死亡している(95%)。2003年の感染流行発生以来、全体では、確定患者467例中282例(60.4%)が死亡している:the WHO data http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/country/cases_table_2009_12_30/en/index.html 。エジプトの患者の回復にとって、迅速なTamiflu による治療が重要なポイントであり、病原性の違いではないと考えられるが、さらに検証が必要である。エジプトでは、感染した家禽との接触が、感染経路として最も大きい要因となっている] 地図 the Governorates of Egypt http://en.wikipedia.org/wiki/Governorates_of_Egypt |
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