感染症速報詳細

記事日付 20100129
タイトル 鳥インフルエンザ、ヒト(07)-エジプト、患者分析
国名 エジプト    
感染症名 鳥インフルエンザ
概要 エジプトでの教訓 Surveillance and outbreak report: Avian influenza A(H5N1) in humans; Lessons from Egypt.
和文 http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=19473
厚生労働省検疫所FORTH(和訳)http://www.forth.go.jp/tourist/topics/topics10-01.html#09 より
高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)はエジプトの家禽群に被害を与えており、2009年12月30日までに、死亡例27人を含む90人の患者が報告されているが、疫学的な情報は少ない。エジプトで高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)が発生した最初の3年の2006年3月20日から2009年8月31日まで分析した結果、女性でより多く発生し、特に2006年と2007年にはその傾向が強いことが判明した。最も感染が多かったのは、20歳から39歳の女性であった。医療機関を受診するまでの期間は、回復した患者では平均1日と18時間であり、死亡した患者では平均6日間だった。小児の場合は、成人に比べ、早期に受診していた。死亡者について見ると、発症してから死亡するまでの期間は平均11日で、感染した家禽への暴露が最も重要な危険因子であることに代わりはなかった...以下、導入(2006年3月に初めてのA(H5N1)患者が発生したこと、エジプトでは女性と若年者の感染が多いこと、特異性の分析がかけていることなど)、対象と方法、結果、検討(女性の年齢層は生後14ヶ月から75才までで男性(12ヶ月から32才まで)と比べ幅広い、3例の例外を除き感染した家禽との接触が確認されている、20-39才の女性の死亡患者の割合が高いこととその原因分析、早めの受診による救命率の上昇など)、参考文献と続くやや長文、原文参照願います]

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