感染症速報詳細

記事日付 20100115
タイトル シンドビスウイルス(Sindbis virus) -フィンランド 2009
国名 フィンランド    
感染症名 シンドビスウイルス(Sindbis virus)
概要 フィンランドにおける、蚊族によるPogosta病の疫学的解析 2009年
Epidemiological analysis of mosquito-borne Pogosta disease in Finland, 2009
和文 http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=19462
要約 Pogosta disease は、蚊族媒介性 alphavirusの, Sindbis virus (SINV シンドビスウイルス)によるウイルス感染症で、フィンランドでは7年ごとに、大規模なSINV infection が発生している。a major outbreak in 2002 an epidemic の次に、2009年のアウトブレイクの発生が予想されていた。当局には、2009年の105人の患者が報告された小規模流行のデータが示されているものの、予測されていた the 7-year cycle は起こらなかった...導入(...7年ごとの流行発生サイクルの原因として、Tetraonid birds such as grouseなどの個体数の増減サイクルとの関連も示唆されていることなど)..
議論:1974年以来、フィンランドでは7年ごとに大規模なPogosta disease outbreak があり、多数の患者が発生してきた。このパターンに従えば、2009年に新たな感染流行が発生することが予想されていた。しかし、1301人の患者が発生した1995年や、患者597人の2002年と比べると、患者数はかなり少なかった。2009年に報告された患者数105例は、1995-2009年の期間中の非流行年の平均(57例)は上回っていたが、1997-1998年や、2000年、2003年などの中間年では、2009年の報告数を超えている。一方、2009年にスウェーデンで5例のSINV感染が報告されている。
写真 grouse  http://www.edupic.net/Images/Birds/ruffled_grouse02.jpg

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