感染症速報詳細

記事日付 20100121
タイトル 麻しん-アフリカ(02):ジンバブエ
国名 アフリカ    
感染症名 麻しん
概要 ハラレの状況が最も深刻 According to WHO (Zimbabwe) Harare hardest hit by measles outbreak
和文 http://www.apanews.net/spip.php?article116109
2009年後半以来、全国で40人以上の命が失われている麻しん感染流行で、最も深刻な被害を受けているジンバブエの首都ハラレHarareでは、報告される全患者数の32%が発生していることが、19日の保健省とWHOの共同発表で明らかになった。10日までに累計52例の麻しんの確定診断された患者が報告されており、この病気は主に小児が感染し、失明、髄膜炎あるいは死亡などの合併症を伴うこともある。ハラレの患者のうち、少なくとも22人は、1月4日から10日にかけての期間中に報告されたもので、首都での感染流行状況の悪化が懸念されている。首都では2009年11月の感染流行開始以降、合計158例の感染が疑われる患者が報告されてきた。Makoni district in Manicaland and the Midlands' Zvishavane では、首都ハラレに迫る各々15例の患者が確認されている。Mutareでも2番目に多い数の死者15人を記録した。全国で1052人の感染が疑われているものの、確定診断されたのは161例しかいない。少なくとも41人が麻しん感染のため死亡していることが、WHOと保健省により明らかにされている。2009年12月には、感染疑い患者340人であったところから急増した。ジンバブエのWHO当局者は取材に対し、国内で深刻な感染状況となっているのは、 [Bubi in Matabeleland North province; Murambinda, Makoni, and Chipinge in Manicaland province; Chirumanzu and Zvishavane in Midlands province; and Marondera in Mashonaland East province].と答えた。患者の多くは、宗教的理由で医療を拒否する人々である。一部地域の保健当局は、使徒的団体のメンバーに対し、警察の介入によって子供たちのワクチン接種を行おうと試みている。
地図 the administrative regions of Zimbabwe http://www.un.org/Depts/Cartographic/map/profile/zimbabwe.pdf
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