記事日付 | 20100205 |
タイトル | Q熱-オランダ(10):国際的対応 20100204.0380 |
国名 | オランダ   |
感染症名 | Q熱 |
概要 | オランダのQ熱 |
和文 | [1] 科学的アドバイスを求める声 情報源:EFSA Animal Health topics - Q fever 、2010年2月4日。 Http://www.efsa.europa.eu/en/ahawtopics/topic/qfever.htm?WT.mc_id=EFSAHL01&emt=1 2008年から始まり、特に2009年の後半にかけての、複数のEU加盟国内でのヒトでのQ熱感染患者増加を受け、EU委員会はEFSAに対し、早急に地域内のリスク管理対策への科学的勧告を行うよう求めた... [2] EU内の動物からの検体の陽性率が上昇傾向にある 情報源:The Community Summary Report on trends and sources of zoonoses, zoonotic agents and food-borne outbreaks in the European Union in 2008. Published: 28 Jan 2010. Adopted: 23 Dec 2009 [abridged chapter on Q fever, pp 223-227]、2010年2月4日。 Http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1496.pdf 2007年に18の加盟国から、2008年には17の加盟国と2つの非加盟国から、動物における_C. burnetii_ に関する情報が寄せられた。検体の多くは、臨床的に感染が疑われたり、流産後のために採取された検体であり、血清学的検査によって調べられた:大部分がウシから採取された検体であった(Table QF3)。2007年のウシの検体の陽性率は7.4%であったが、2008年には18%となった。ポーランドでは、2007年の2.2%から2008年には40.1%と最も高い伸びを示し、一方でベルギーは、33.2%から8.0%に急激に低下した。しかし、これらの数字は必ずしも各国の感染状況を反映するものではなく、その理由は、検体が感染の疑いを元に採取されている点にある。ヤギでの陽性検体率は、2007年の9.7%から、2008年には15.7%に増加した。いずれの加盟国でもヤギの陽性率は増加しているが、オランダは、2008年に3倍に増加し、ヒツジにおいても0%から10.1%に陽性検体が増えている。デンマークは、群れのレベルでの蔓延状況を2年とも報告した唯一の国であるが、およそ50%の蔓延率であり、EU内でずば抜けて高いレベルとなっている。さらに2008年には、ドイツ、イタリア、スロバキア、スイスでも、バッファロー、イヌ、solipeds [equine animals]、水牛などからの検体の調査が行われた;ドイツでは1頭のsoliped からの検体が陽性となった。 [3] Q熱に関する会議開催予定 情報源:AGD daily [trans.]、2010年1月18日。 Http://www.agd.nl/1093240/Nieuws/Veehouderij/Q-koorts/LNV-organiseert-conferentie-over-Q-koorts.htm The Ministry of Agriculture, Nature and Food Qualityによる...原文参照願います [4]OIEへの支援要請 情報源:AGD daily [trans.]、2010年1月25日。 Http://www.agd.nl/1093752/Nieuws/Veehouderij/Q-koorts/IFAP-vraagt-hulp-OIE-bij-Q-koorts.htm IFAP [International Federation of Agricultural Producers 国際農業生産者協会]は、the World Animal Health Organisation's (OIE)に対し、Q熱の問題に関するサポートを要請した... |
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