感染症速報詳細

記事日付 20100208
タイトル 斑点病・葉さび病(Frogeye & leaf rust)-アルゼンチン、ブラジル、ダイズ
国名 アルゼンチン    
感染症名 斑点病・葉さび病
概要 アルゼンチンのダイズで、病気による被害発生
Record Brazil, Argentine soy crop hurt by disease
和文 http://www.businessweek.com/news/2010-02-01/record-brazil-argentine-soy-crop-hurt-by-disease-week-ahead.html
ダイズ生産で世界第2位と第3位の国であるブラジルからアルゼンチンにかけて、ダイズの真菌感染が広がり、ダイズ需要が増える中、生産量への不安が広がっている。アルゼンチンでは、かつてない規模のFrogeye Leaf Spotの流行に見舞われ、農家は12%の生産量減少に陥る恐れがある。感染は、the Pampas farmlandsの中心に達していると、当局者は述べた。Frogeye は、アルゼンチンのダイズ栽培地にとっては比較的新しい病気で、湿った気候で繁殖する。アルゼンチン全土に2年間の干ばつをもたらせたエルニーニョによる豪雨が、真菌の発生につながった。2009年に南部コルドバCordobaだけに留まっていたfrogeyeは、現在、アルゼンチンの主要農産地にも発生している。ブラジルでは、1200件以上のAsian Rustの症例が報告されているが、昨年のこの時期の報告数は636例であった。2003-2004年の大流行では、生産量の8%が失われた。この南米の両国は、合わせて3390万トンのダイズを輸出するものと見られている。因みに、米国からの輸出量の見込みは3740万トンである...
[Mod.DHA注-Frogeye leaf spot は、真菌の _Cercospora sojina_を原因とし、 leaves, stems, and seeds of soybean.に感染する...]

原文リンク