記事日付 | 20100219 |
タイトル | 犬ジステンパー-米国:フロリダFL アライグマ、キツネ、野生動物 |
国名 | 米国 |
感染症名 | 犬ジステンパー |
概要 | アライグマやキツネのジステンパーが増えている |
和文 | http://www.gainesville.com/article/20100216/ARTICLES/100219564/1002?p=1&tc=pg アライグマやキツネの間で、canine distemper が増加していることについて、ペットのイヌやAlachua County Animal Services, などのshelters のイヌへの感染の危険があるとして、獣医師らは懸念している。3年前にAlachua County で600頭以上のイヌが死亡した、distemper outbreak の再来を獣医師らは心配している。5頭の病気のアライグマと1頭のキツネを検査し、全てcanine distemperが陽性だったと、フロリダ大学の研究者が述べた。ジステンパーは、非常に感染力が強く死亡率も高いと説明した。この検査された6匹の動物は、郡内で捕獲され安楽死させられた動物のほんの一部に過ぎないと言う。ペットの飼い主に対して、野生動物との接触を避けるよう注意を促した。イヌに対しては、ジステンパーの予防接種が必要である...感染したアライグマが、イヌにジステンパー感染を広げることが多い。この感染したイヌが、動物愛護施設のような密集した施設に持ち込まれると、とくに子犬などの感染しやすい動物がいれば、施設内に感染が広がってしまう。Orange, Brevard, and Pasco counties で最近発生した感染流行では、ワクチンを接種されていなかった数百匹のイヌが死亡した。ジステンパーウイルスは、飼い犬にも野生のイヌ科の動物、フェレット、アライグマにも感染する。ウイルスは、呼吸器、腸管、神経などを侵す...ジステンパーの症状、予後(致死率約50%)、治療(抗生物質[?])など。 [ModTG注-この記事にもあるように、アライグマの狂犬病の症状と、ジステンパーの症状は、全く違う。ジステンパーのアライグマには攻撃性は見られず、歩行や木に止まっているときのトラブルが認められる。一方、狂犬病のアライグマは非常に攻撃的になる。狂犬病には、攻撃的(furious form)と消極的(dumb form)の2種類の病型があるが、アライグマのdumb formの狂犬病は滅多に見られない。ペットへのジステンパーの予防接種は非常に重要である。] 地図 Alachua County http://en.wikipedia.org/wiki/Alachua_County,_Florida |
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