記事日付 | 20100321 |
タイトル | 狂犬病、ヒト-米国:ワクチン接種法の変更 |
国名 | 米国   |
感染症名 | 狂犬病 |
概要 | 曝露後接種回数減少(4回接種)法の採用 Use of a Reduced (4-Dose) Vaccine Schedule for Postexposure |
和文 | <http://www.cdc.gov/mmwr/ ヒトの狂犬病発症予防-the Advisory Committee on Immunization Practices (ACIP)予防接種諮問委員会の勧告:ヒトの狂犬病発症予防のための、postexposure prophylaxis (PEP 曝露後予防接種) について、従来の勧告を改める内容となった。これまでACIPは、human diploid cell vaccine (HDCV ヒト2倍体細胞ワクチン) or purified chick embryo cell vaccine (PCECV 純粋ヒヨコ胚細胞ワクチン)による、5回の狂犬病ワクチン接種を推奨してきた。今回の新たな勧告で、ワクチンの接種回数が4回に減らされている。rabies immune globulin (RIG 狂犬病免疫グロブリン) の同時接種についての変更はない。(曝露前もしくは曝露の、細胞培養ワクチンによる)狂犬病ワクチン接種を完了、もしくは、非細胞培養ワクチン接種後に十分な狂犬病ウイルス中和抗体が確認されている人についての、PEPとしての2回接種についても変更はない。同様に、免疫状態に問題のある人への接種回数にも変更はなく:PEPはこれまで通り、RIG1回接種を伴った、5回接種が必要である。曝露前接種についても変更はなく、0,7,21日目の3回のワクチン接種となっている。即時のPEPとしてのキズの処置とキズやその周囲へのRIGの接種と、細胞培養狂犬病ワクチンの複数回接種は、ヒトの狂犬病発症予防に非常に効果的であることに変わりない。 全文 http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/rr5902a1.htm |
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