記事日付 | 20100227 |
タイトル | チクングニヤ熱(05)-フランス モルディブから |
国名 | フランスモルディブから   |
感染症名 | チクングニヤ熱 |
概要 | モルディブに14日間滞在し、帰国後チクングニヤ熱と診断された症例の報告 |
和文 | http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=19494 チクングニヤウイルスは、蚊によって媒介されるアルファウイルスで、アフリカとアジアの熱帯地域で流行がみられる急性熱性発疹性疾患であり、チクングニヤ熱は、インド洋の島での再興と、その後、南アジアに広がったことにより、海外渡航者での報告が増加している。さらに、アフリカと南アジアの数ヶ国でウイルスの流行がみられ、渡航者の感染に関与している可能性もある。この病気は、インド洋地域では、2004年にケニアで、2005年にレユニオン島で、2006年にインド南部で最初の流行が起こり、アウトブレイクが広範囲に続き、モルディブ諸島では 2007年に発生したと思われている。ここでは、2009年1月にチクングニヤ熱のアウトブレイクが始まったと報告された、モルディブのマレ島から帰国したフランス人の渡航者におけるチクングニヤ熱の患者について報告する。 患者は30代の男性で、周期的に繰り返す発熱(40℃まで)と、頭痛、全身の筋肉痛、主に指・手首・膝・足首に起こったひどい関節痛、かゆみのある発疹が3日間続き、ボルドーの大学病院にある内科・熱帯疾患科の渡航者クリニックを受診した。モルディブのマレ島の北部に14日間滞在して、2日前に帰国した...以下、この男性の症例報告、原文(FORTH和訳:http://www.forth.go.jp/tourist/topics/topics10-02.html#14)参照願います [Mod.TY注-2009年9月から10月にかけて、モルディブ国内でチクングニヤ熱に感染した、確定および疑い患者が多数発生していることが、ProMED-mailで報告されている。上記報告では、2010年にも、モルディブ国内でのチクングニヤウイルスの感染伝播があることが確認されている] 地図1 the Maldives Islands in the Indian Ocean http://www.worldatlas.com/webimage/countrys/asia/mv.htm 地図2 Male is the capital and largest city (in terms of population) in the Republic of Maldives. It is located at the southern edge of North Male Atoll (Kaafu Atoll) http://www.visitmaldive.com/images/where_to_stay/Kaafu-Atoll-North-Male-Atol.gif |
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