記事日付 | 20100302 |
タイトル | B型肝炎ウイルス-ネパール(DANG DEOKHURI DA) |
国名 | ネパール   |
感染症名 | B型肝炎ウイルス |
概要 | 男性とその妻子の4人がB型肝炎を発病した |
和文 | http://www.myrepublica.com/portal/index.php?action=news_details&news_id=15709 1週間に数人の陽性患者が報告されたことから、VDC [Village Development Committee] of Dang [Deokhuri] districtの住民らの間に、B型肝炎への不安が広がっている。Punkhola, Sashaniya VDCの30才の男性とその妻および娘2人が、B型肝炎ウイルスに感染して発病した。このウイルスは、肝硬変や肝癌のリスクがある... [Mod.CP注-以前、2月21日に以下のような報告があった;てんかんの娘の治療に関する経済的困窮を理由に、一家3人が自殺を図った数日後、4人家族がB型肝炎の治療への支援を求めた。この一家は、B型肝炎に感染しており、治療を受けることが難しい状況にある。12才の娘と8才の息子も居るこの家族は、医師の指示により、感染のないこども3人が階下に暮らし、それ以外は2階で生活していると訴えた。この3人への感染を防止するため、キッチンも分けていると言う。ネパールでは、死亡する可能性のあるB型肝炎ウイルス感染が全国的に蔓延していると見られている...生後1年以内に感染すると約90%、1才から4才の感染では30-50%が慢性化し、小児期に感染して慢性化した成人の約25%が、B型肝炎ウイルスに関係する肝癌もしくは肝硬変で死亡する。1982年以降、有効なワクチンが使用できるようになったが、ネパールで包括的なワクチン接種が行われている可能性は低い。ワクチンはHBV感染とその後の慢性経過を95%予防できる] |
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