感染症速報詳細

記事日付 20100403
タイトル Konzo(シアン化物中毒)-コンゴ民主共和国
国名 コンゴ民主共和国    
感染症名 Konzo
概要 15000人以上が、キャッサバの病気Konzoに苦しんでいる
More than 15 000 people suffer from cassava disease "konzo" in DR Congo: official
和文 http://balita.ph/2010/03/29/over-15000-people-suffer-from-cassava-disease-konzo-in-dr-congo-official/
 キャッサバの摂取を原因とする、"konzo"の患者15000人以上が報告されている。2008年は11000人だったことを、バンデュンデュBandundu province の首長が明らかにした。けいれん性麻痺spastic paralysis を特徴とするこの疾患は、キャッサバに含まれるシアン化合物を原因とする。ワクチンで予防できるポリオの関節の麻痺と異なっている。けいれん性麻痺によって、筋肉が強直し、動きが遅くなる。この問題は、バンデュンデュでは、適切な時間だけ使用すれば、キャッサバ内のシアン化合物を除去が可能となる水が不足していることが原因である。住民らは、毒性物質を完全に除去できない時間しか、キャッサバを水に漬けない。
[ModTG注-Konzo は、 acute isolated and symmetrical hypertonic paraparesis(急性孤立性対称性の強直性不全対麻痺)を特徴とし、回復しないが、進行性も見られない。これまでに、1000人以上の集団発生が2件報告されている。1件目は、the Nampulla province of Mozambique (1981). で起きている。 Congo, Mozambique, Tanzania, and the Central African Republic.では小集積が報告されており、 Sporadic cases of konzo も起こりうる。多くの場合、乾期の特に長期の干ばつ時期に起きる。家族内発生も多い...以下、長文]
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