感染症速報詳細

記事日付 20100407
タイトル マラリア、artemisinin耐性-タイ:MAE SOT MS、情報提供依頼RFI
国名 タイ    
感染症名 マラリア
概要 Mae Sotで アーテミシニン耐性マラリア確認
Artemisinin resistant malaria found in Mae Sot
和文 <http://english.aljazeera.net/news/asia-pacific/2010/04/201041814045995.html
 18ヶ月前にタイとカンボジアの国境地帯で初めて確認された、薬剤の効かないマラリアが、今回、タイの国内のミャンマーとの国境沿いで確認された。この地域の患者らは、効果が出るまでに、より長期間、抗マラリア薬を服用しなければならなくなっている。アフリカへの拡大が懸念されている。ミャンマー国境にあるタイの町Mae Sot からの報告である。
[Mod.EP注-artemisinin 耐性 _P. falciparum_ が本当にタイ西部のミャンマー国境で発見されたのであれば、深刻な問題である。たぶん、ミャンマー国内で、artemisinin resistant _P. falc iparum_ malariaが発見されたという意味だろう。タイ国内ではかつて、1960年代のクロロキンや、1980年代のメフロキンやsulfadoxine/pyrimethamine (Fansidar ファンシダール)のような薬剤耐性が発生した。不十分な服薬underdosing や偽薬が原因である]
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