2011年04月22日更新 エジプトで新たな鳥インフルエンザの患者が報告されました。

エジプトでは、2006年以降、鳥インフルエンザに感染した人の報告が続いています。

2011年4月16日に公表されたWHOの情報によりますと、エジプトから新たに鳥インフルエンザ(H5N1)の患者が2名報告されました。Fayoum県の29歳の男性と1歳6か月の男児ですが、互いの関連はありません。29歳の男性は発症から3日目に入院し治療を受けましたが、入院から3日目に死亡しました。1歳6か月の男児の状態は安定しています。
いずれの患者も病気の鳥や死んだ鳥との接触がありました。
エジプトでの鳥インフルエンザ患者数は、2006年からの累計143人で、47人が死亡しました。

現地にご滞在中は、鳥がいっぱいいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。