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2011年07月11日更新 ヘンドラウイルス感染症(ウマモルビリウイルス肺炎)がオーストラリアで発生しています。

ヘンドラウイルスは、馬に重い肺炎(モルビリウイルス肺炎)を引き起こすウイルスですが、人にうつり、死亡することもある危険なものです。

  クイーンズランド州政府によると、クイーンズランド南東部で馬5頭がこの病気にかかり、11人がこの病気の馬に接触しました。ニューサウスウェールズ州政府によると、北部のWollongbar付近と北中部のMacksville付近で1頭づつ、計2頭の馬がこの病気にかかり、15人が病気の馬に接触しました。いまのところ発病した人は報告されていません。

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 現地で馬に接触した後に、帰国後、インフルエンザのような症状をおこしたり激しい頭痛、発熱やひどい眠気のある人は、専門の医療機関(検疫官にご相談ください)で診療を受けてください。

 現在発生しているヘンドラウイルス感染に関連して現地で体調が悪くなった人は、クイーンズランド州内であれば13HEALTH(電話:13-43-25-84)、ニューサウスウェールズ州内であれば公衆衛生ユニットに連絡してください。

 21日以内に病気の馬に接触し、インフルエンザのような症状になった人で現地に滞在している人は、ただちに現地の医療機関に馬との接触について告げた上で診察を受けてください。

ヘンドラウイルス感染症について

 人がヘンドラウイルスに感染すると次の症状が現れます。

  • 発熱、咳、喉の痛み、頭痛や疲労感を伴うインフルエンザのような状態。肺炎へと進行することもあります。
  • 頭痛、高熱や眠気を伴う脳炎。重症になるとけいれんをおこし、昏睡状態となって死亡します。

現地に向かう方は次の点にご注意ください

  • 体調の悪そうな馬には近づかないでください。決して触らないでください。
  • 馬の体調が判断できない場合も、馬に近づかないでください。

現地で乗馬等を行う方は次の点にご注意ください

  • 体調の悪そうな馬には近づかないでください。決して触らないでください。
  • 馬の体調が判断できない場合も、馬に近づかないでください。
  • ケガをしているひとは、できるだけ乗馬を避けてください。どうしても乗馬を行うのであれば、ケガの部分をバンドエイド等で完全に覆うなどの感染を防ぐための適切な処置を行ってください。
  • 頻繁に手を洗うようにしてください。特に馬の口や鼻をさわった後(たとえば馬勒(馬の頭部に取り付ける馬具)の着脱時)、食事、喫煙の前や自分の目、鼻および口を触る前によく洗ってください。
  • 馬の鼻の周辺には絶対にキス等をしないでください。
  • 馬の各種体液(唾液、鼻汁、尿など)が体につかないような服装を着用してください。