2013年12月24日更新 中国で鳥インフルエンザA(H10N8)の患者が発生しました

 12月20日付けで公表された世界保健機関(WHO)の情報によりますと、中国は12月17日、江西省で鳥インフルエンザA(H10N8)ウイルスに感染した患者が1人発生したと報告しました。

 患者は73歳の女性で、複数の基礎疾患(持病)があり、重症の肺炎で11月30日に入院しましたが、12月6日に死亡しました。複数の基礎疾患があったため重症化したものと考えられています。この患者は生きた家きんのいる市場に行ったことがありました。

 鳥インフルエンザA(H10N8)ウイルスは、野鳥や家きんで検出されたという報告はありましたが、人への感染は初めてWHOに報告されました。接触者の経過観察は続けられていますが、これまでに新たな患者は発見されていません。保健当局と農業当局は、特に鳥インフルエンザA(H7N9)に関連した事例を特定するために、人、家きん、環境中でのインフルエンザのサーベイランスを強化しています。

 中国に滞在する方は、今後の情報に注意していただくとともに、手洗いや咳エチケットをこころがけてください。また、鳥に直接触ったり、病気の鳥や死んだ鳥に近寄ったりしないようにしましょう。

 入国時に、発熱、咳、のどの痛みなどの症状がある場合は検疫所にご相談ください。

出典

WHO  Influenza at the human-animal interface
Summary and assessment as of 20 December 2013
http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_IRA_HA_
interface_20December13.pdf