2014年04月03日更新 鳥インフルエンザA(H5N1)に感染した患者の発生状況について (更新3)

 世界保健機関(WHO)の情報によりますと、鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスに感染したと確定診断された患者は、2003年から2014年3月24日時点で、15か国から664人が公式報告されています。このうち391人が死亡しています。

 WHOは鳥インフルエンザA(H5N1)に感染したと確定診断された患者が2月25日から新たに6人(カンボジア4人、エジプト2人)発生したとの報告を受けました。

 カンボジアでは、鳥インフルエンザA(H5N1)に感染した4人の患者が報告され、全員が小児で、そのうち3人が死亡しました。患者は異なる4州から報告され、4人の患者の発症数週間前に近隣で家禽の大量死がありました。

 エジプトでは、2つの県から2人の患者が報告されました。2人の患者はどちらも病気の家禽や死んだ家禽との接触がありました。エジプトでは2013年4月以降初めての症例です。

 家きんの間でインフルエンザウイルスが循環している時は、特に家で飼育されている感染した家きんや、汚染された環境に暴露する人々の中で散発例や小規模の集団発生が発生する可能性があります。しかし、現在のところ、このインフルエンザA(H5N1)ウイルスは人の間で効率よく感染せず、このウイルスが地域レベルで拡大するリスクは依然として低いです。

 患者が発生している地域に滞在する方は、鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気の鳥や死んだ鳥に近寄ったりしないようにしましょう。

出典

WHO 
Influenza at the human-animal interface
Summary and assessment as of 24 March 2014
http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_
IRA_HA_interface_24March14.pdf?ua=1