2014年05月22日更新 鳥インフルエンザA(H5N1)に感染した患者の発生状況について (更新4)

 世界保健機関(WHO)の情報によりますと、鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスに感染したと確定診断された患者は、2003年から2014年5月5日時点で、15か国から665人が公式報告されています。このうち392人が死亡しています。

 WHOは、鳥インフルエンザA(H5N1)に感染したと確定診断された患者が、2014年3月24日の最終更新日以降、インドネシアジャワ島中部(Central Java)から新たに1人(2歳男児)が発生したとの報告を受けました。この患児が発症する前の数週間の期間、裏庭の鶏(複数)が自宅周辺で死んでいました。これは、2014年インドネシアから報告された最初のH5N1のヒト症例ですが、鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスが家きんの間でいまだ循環しているので、予期外ではありませんでした。

 家きんの間でインフルエンザウイルスが循環している時は、特に家で飼育されている感染した家きんや、汚染された環境に暴露する人々の中で散発例や小規模の集団発生が発生する可能性があります。しかし、現在のところ、このインフルエンザA(H5N1)ウイルスは人の間で効率よく感染せず、このウイルスが地域レベルで拡大するリスクは依然として低いままです。

 患者が発生している地域に滞在する方は、鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気の鳥や死んだ鳥に近寄ったりしないようにしましょう。

出典

WHO
Influenza at the human-animal interface
Summary and assessment as of 5 May 2014
http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_IRA_HA_interface_5May14.pdf?ua=1