2014年09月01日更新 セネガルでエボラ出血熱が発生しています

 2014年8月30日付けで世界保健機関(WHO)アフリカ地域事務局(AFRO)から公表された情報によりますと、セネガルでエボラ出血熱が発生しています。詳細は以下のとおりです。

流行とサーベイランス
 2014年8月30日にセネガルの保健省は、8月29日にセネガルで発表されたエボラウイルス疾患(EVD)症例の詳細について、WHOに報告しました。

 また、WHOはこの政府が迅速に開始した緊急調査の詳細を受け取りました。エボラの検査と確定がダカールのパスツール研究所の検査室で行われました。

 症例は21歳のギニア人の男性で、8月20日に陸路でダカールに到着して、市の郊外にある親戚の家に泊まりました。

 8月23日に、彼は発熱、下痢、嘔吐のため医療施設を訪れました。彼はマラリアの治療を受けましたが、改善せずにその施設を去りました。その施設を出た後、親戚の家に滞在し続けました。調査は初期段階ですが、彼は現在のところ他の場所には移動していないと思われます。

 8月26日に彼はまだ同じ症状を示しており、感染症専門病院を紹介されて入院しました。

 8月27日にギニアのコナクリの当局は警告を発し、EVD確定患者に緊密に接触した人が監視システムから漏れていたことを、ギニアと近隣諸国の医療省庁に報告しました。 

 その警告によりダカールの研究所で検査が行われ、調査が開始され、緊急の接触者追跡調査が行われました。

保健部門の対応
 WHOはこのセネガルにおける最初の症例を最優先の緊急事態として取り扱っています。主要な業務担当者は本日ダカールに派遣されました。他の担当者も続く予定です。

 セネガルの政府は疫学的支援、個人用保護具、衛生キットが緊急に必要であることをWHOに報告しました。可能な限り最速でこれらのニーズに応えるでしょう。

 WHOは世界中の噂されている症例や疑い症例の報告を監視し続けており、これらの症例の体系的な検証が進行中です。各国が積極的なサーベイランスと準備活動を継続することを勧奨しています。

 WHOは、個人がEVDに感染したことが確認されたか、その疑いがあるか、EVD症例との接触があった場合を除いて、いかなる旅行や貿易に関する規制も適用されることを勧奨しません(接触者には、適切に防護処置を行った医療従事者や研究所のスタッフは含まれません。)。国が取るべき活動についての緊急委員会の臨時勧告については、次のサイトを参照してください。

西アフリカにおけるエボラ発生に関するIHR緊急委員会
http://www.who.int/mediacentre/news/statements/2014/ebola-20140808/en/

出典

WHO/AFRO Epidemiology and surveillance
Ebola virus disease, Senegal, 30 August 2014
http://www.afro.who.int/en/clusters-a-programmes/dpc/epidemic-a-pandemic-alert-and-response/outbreak-news/4265-ebola-virus-disease-senegal.html