2014年11月25日更新 コンゴ民主共和国におけるエボラの終息宣言

 WHOは、8月24日にコンゴ民主共和国の赤道地方にあるJeera郡でエボラウイルス病の流行が発生したとの報告を受けました。この流行は、西アフリカで起きている流行とは関連性はなく、医療従事者8人を含む合計66人の患者を発生させました。

 最後の患者が2度目の陰性検査を得て、病院を退院してから11月20日で42日が過ぎました。WHOは勧告にしたがって、42日が過ぎ、新たな患者がひとりも発生しなかったことから、この国でのエボラウイルス病流行の終息を宣言しました。42日とは、エボラの潜伏期間21日の2倍にあたります。

 42日に達したことを受けて、コンゴ民主共和国はエボラの感染伝播からは解放されたと考えられています。この流行は、コンゴ民主共和国で1976年にエボラが最初に確認されてから、この国での7度目の流行になります。

政府と支援者からの迅速な対応
 WHOはコンゴ民主共和国の強力な指導、及び素早くJeera郡に専門家を派遣するなどの対応策を効果的に推し進め、患者の発見及び接触者の監視、さらには、安全な埋葬を組織的に行ったことを賞賛しています。

 WHO、国境なき医師団、アメリカ疾病対策局、ユニセフ、さらにはたくさんの支援者が、コンゴ民主共和国に、流行調査のための専門的な助言、移動式の検査施設、危険に対する情報伝達と地域活動、接触者の追跡と治療というあらゆる面で支援しました。

 コンゴ民主共和国政府は、専門チームを短期間で移動させ、集中的に動員を行いました。伝統的、宗教的、地域社会のリーダー達が早くからのこの流行に関与・協力し、この流行の封じ込めの成功に大きな役割を果たしました。

 コンゴ民主共和国政府とこの国のWHO事務局は、この国がいまなおエボラからの攻撃を受けやすいことを認めており、警戒体制は高いレベルのままに留められています。

出典

WHO Statement,
Who declares end of Ebola outbreak in the Democratic Republic of Congo, 21 November 2014,
http://www.who.int/mediacentre/news/statements/2014/drc-ends-ebola/en/