2015年11月12日更新 ジカウイルス発生状況について -スリナム

 2015年11月11日付けで公表されたWHOの情報によりますと、スリナムの国際保健規約(IHR)国家担当者から、11月2日にPAHO/WHO(汎米保健機構)に対してジカウイルス熱の国内感染患者2人の発生が報告されました。最初の検査はthe Academic Hospital Paramaribo(アカデミック・パラマリボ病院)で行われました。調査が続けられており、さらなる情報を待っているところです。

WHOからのアドバイス

 アメリカ大陸それぞれの地域でジカウイルスの感染の増加が考えられるときには、PAHO/WHOは、加盟国がジカウイルス感染者を発見し、確認する対応能力を確立し、維持すること、さらに潜在的な脅威に対して全ての公衆衛生レベルでその衛生サービスを準備すること、そして、この病気を媒介する蚊、特に媒介する蚊が棲息する地域で蚊を減らすこと、公衆衛生上の効率的な地域戦略を実施すること、を進言しています。

 スリナムおよび中南米でジカウイルス熱が流行している地域へ渡航または滞在される方は、今後の情報に注意していただくとともに、蚊に刺されないように対策をとってください。

蚊に刺されないための対策

可能な限り、しっかりと網戸がとりつけられているか、エアコンが備わっている、または、蚊をしっかりと駆除しているホテルやリゾートに滞在してください。蚊取り線香も有効です。
長袖のシャツ、ズボンを着て、できるだけ皮膚の露出部を少なくするようにしてください。
流行地域では屋外にでかける場合や網戸が備わっていない建物にいる場合には、ディート(DEET)などの有効成分が含まれている虫よけ剤を、皮膚の露出部につけてください。使用する場合には、必ず添付文書に記載されている使用法を守ってください。日焼け止めを使う場合は、先に日焼け止めをつけてから、虫よけ剤を使用してください。
ども、とくに乳児への虫よけ剤の使用については、小児科医にご相談ください。虫よけ剤が使用できない場合、ベビーカーにぴったりと合う蚊帳でベビーカーをおおってください。

心配な場合には早めの受診を

海外で発熱などの症状が出たら、できる限り早く医療機関を受診してください。
また、ご帰国の際に、発熱や心配な症状のある方は検疫所の担当者にご相談ください。帰国後に発症した場合や、症状が改善しない場合は、お近くの医療機関または検疫所にご相談ください。
医療機関を受診する時には、医師に、渡航先や渡航期間、渡航先での活動などについて、詳しく伝えてください。

出典

WHO. Disease Outbreak News. 11 November 2015
Zika virus infection - Suriname
http://www.who.int/csr/don/11-november-2015-zika/en/