2015年11月24日更新 小頭症の発生について -ブラジル

 2015年11月20日付けで公表されたWHOの情報によりますと、ブラジル保健省はブラジル東北部ペルナンブーコ州で新生児の間で小頭症の患者数が異常に増加していることをPAHO/WHO(汎米保健機構)に報告しました。

 11月17日現在、小頭症の患者数は399人でブラジル東北部7州から報告されています。ほとんどの患者はペルナンブーコ州(268人)から報告されました。次いで、小頭症の患者が報告された州は、セルジッペ(44人)、リオグランデ・ド・ノルテ(39人)、パライバ(21人)、ピアウイ(10人)、セアラー(9人)、バイーア(8人)です。

公衆衛生上の取り組み
 この状況に対して、11月11日に、保健省はより大きな柔軟性を持って調査に対処するために、公衆衛生上の国家緊急事態を宣言しました。国の保健当局は、事態の原因究明を続けています。妊婦および出産した母親と新生児に対して、臨床所見、臨床検査および超音波検査が実施されています。

WHOからのアドバイス
 
この事態の原因はこれから解明されていくことになりますが、この事態への意識を高めるために、又これらの地域で同様の事態に対するための注意を各国に促すために、情報が加盟各国と共有されています。これらの理由及びこの事態の原因究明をさらに進めるために、既知の原因では説明できない小頭症の新生児やその他の神経疾患の如何なる増加についても報告することを、PAHO/WHOは加盟国に要請しました。

出典

WHO. Disease Outbreak News. 20 November 2015
Microcephaly - Brazil
http://www.who.int/csr/don/20-november-2015-microcephaly/en/