2016年04月04日更新 エボラ出血熱の発生報告 -リベリア

 2016年4月1日付けで公表されたWHOからの情報によりますと、リベリアで新たにエボラ出血熱患者が確認されました。

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 リベリアで、検査の結果から、新たにエボラ出血熱患者が確認されました。患者は、首都モンロビアで病院に搬送されながら、昨日午後に死亡した30歳女性です。

 リベリア健康省、WHOおよび支援機関は、直ちにモンロビア郊外の女性が住んでいた地域と彼女が治療されていた診療所に、患者調査と彼女と接触のあった人たちの特定を始めるための(対策)チームを送りました。

 リベリア保健当局は、迅速に対策を立て計画するために主要な構成員に対して、今日の早朝に緊急会議を招集しました。

 この新たな患者は、2015年5月9日に最初の流行の終息が宣言されて以降、3度目のエボラ出血熱の再燃となります。この国では前回の再燃が2015年11月に始まり、2016年1月14日に終わりました。隣国ギニアでも、南部Nzérékoré (ンゼレコレ)県での新たなエボラ患者の集団発生に対して、対策が行われています。

 WHOは、今週の初め、国際保健規則の緊急委員会の勧告において、西アフリカにおけるエボラ流行はもはや国際的な懸念に対する公衆衛生上の緊急事態ではないことを宣言しました。WHOは、ギニア、リベリア、シエラレオネが最近の小規模な感染発生に対し迅速に対策を講じ、素早く封じ込めていることから、各国には、燻り続けているエボラ出血熱の再燃を効率よく管理するために配備された発見と対策への対処能力が備わっていると述べました。

 しかし、WHOは、大規模に何人もの病気回復者にウイルスが持続保持されていることから、今後も数か月はエボラ出血熱の新たな再燃は予想され、3か国は厳戒態勢を維持し、対策に備えなければならないことも、表明しました。WHOは、医療体制の回復と3か国の保健制度の強化に努めながら、必要に応じて、緊急対策の活動にも直ぐに対応できるようにこの地域で経験のある1,000人に近いスタッフを維持しています。

出典

WHO. Statement, Media centre. 1 April 2016
New positive case of Ebola virus disease confirmed in Liberia
http://www.who.int/mediacentre/news/statements/2016/liberia-ebola/en/