2017年01月27日更新 コレラの発生状況- イエメン

 2017年1月23日に、WHO東地中海地域事務局(EMRO)から公表された情報によりますと、イエメン国民保健省からコレラ患者に関する情報が更新されました。

情報の詳細

 2017年1月10日以降に、新たにコレラ疑い患者1、866人が報告されました。新たな死亡者は報告されていません。感染が発生している多くの行政地区からコレラ患者数の減少が報告されていますが、毎週のコレラ患者の情勢は変わりません。政情が不安定なことで、症状の激しい患者が医療施設を利用できる環境が整っておらず、続けられている対策活動の効果は大きく損なわれています。

 1月18日までに、全国で死亡者99人を含むコレラ疑い患者は累積で17,334人が報告されました。致死率は0.6%でした。これまでに、患者189人でコレラ菌(Vibrio cholerae)O1小川型が検査で確認されました。

 コレラの発生は、以下の各県、Abyan(アビヤン)、Aden(アデン)、Amran(アムラーン)、Al-Hudaydah(フダイダ)、Al-Bayda'a(バイダー)、Al-Dhale'a(ダーリウ)、Dhamar(ザマール)、Ibb(イッブ)、Hajjah(ハッジャ)、Lahij(ラヒジュ)、Raymah(ライマ)、Sana'a(サナア)、Ta'izz(タイズ)、Al Jawf(ジャウフ)とSana'a(サナア)市からでした。これまでに新しく報告された患者と死亡者の大半(65%近く)が、以下の5県、アビヤン、フダイダ、イッブ、ラヒジュ、タイズからとなっています。

 イエメン国民保健省、ユニセフ、OCHA(国連人道問題調整事務所)、その他の支援組織とともに、WHOの主導の下で組織されたコレラの対策会議が、国と地域レベルでコレラ対策の活動強化を続けています。対策会議は、アデン(Aden)とサナア(Sana'a)の2か所で国家緊急管理室への支援も続けています。

出典

EMRO/WHO. News, Surveillance, forecasting and response. 23 January 2017
Weekly update: Cholera cases in Yemen
http://www.emro.who.int/surveillance-forecasting-response/surveillance-news/weekly-update-cholera-cases-in-yemen-23-jan-2017.html