2017年02月08日更新 ブラジルにおける黄熱ワクチンの接種推奨地域の拡大-WHO

 2017年1月31日に、WHOはブラジルでの黄熱流行の拡大を受けて、一時的にワクチン接種の推奨地域を拡大しました。以下の地域を旅行した場合には、リスク国からの渡航者として黄熱予防接種証明書の提示を求められることがありますので、ご注意ください。

 ブラジルのいくつかの州では、サルおよび森林でサルと蚊との間で発生した黄熱ウイルスの伝播による人での感染から、黄熱の感染が激しさを増しています。これらの事例は、以前は黄熱の伝染のリスクがないと考えられていた大西洋沿岸地域で発生しています。そのため、以下の地域では、国際的に渡航する者に対して新たに黄熱ワクチンの接種が推奨されています。

 バイーア州:黄熱の伝播リスク地域が拡大し、南部と南西部の次の行政地区が含まれています。
Alcobasa、Belmonte、Canavieiras、Caravelas、Ilheus、Itacare、Mucuri、Nova Visosa、Porto Seguro、Prado、Santa Cruz Cabralia、Una、Urusuca、Almadina、Anage、Arataca、Barra do Chosa、Barro Preto、Belo Campo、Buerarema、Caatiba、Camacan、Candido Sales、Coaraci、CondeUba、Cordeiros、Encruzilhada、Eunapolis、Firmino Alves、Floresta Azul、Guaratinga、Ibicarai、Ibicui、Ibirapua、Itabela、Itabuna、Itagimirim、Itaju do Colonia、Itajuipe、Itamaraju、Itambe、Itanhem、Itape、Itapebi、Itapetinga、Itapitanga、Itarantim、Itororo、Jucurusu、Jussari、Lajedao、Macarani、Maiquinique、Mascote、Medeiros Neto、Nova Canaa、Pau Brasil、Piripa、Planalto、Posoes、Potiragua、Ribeirao do Largo、Santa Cruz da Vitoria、Santa Luzia、São Jose da Vitoria、Teixeira de Freitas、Tremedal、Vereda、Vitoria da Conquista;

 エスピリト・サント州:Vitoria(ヴィトリア)の都市部を除く全地区が黄熱の伝播のリスクがありとされています。

 リオ・デ・ジャネイロ州:ミナス・ジェライス州とエスピリト・サント州に隣接し、北部の次の行政地区で黄熱の伝播のリスクがあるとされています。
 Bom Jesus do Itabapoana、Cambuci、Cardoso Moreira、Italva、Itaperuna、Laje do Muriae、Miracema、Natividade、Porciuncula、Santo Antonio de Padua、São Fidelis、São Jose de Uba、Varre-Sai、Campos dos Goytacazes、São Francisco de Itabapoa、São João da Barra.

 黄熱の伝播のリスクがあると考えられた、これらの新しい地域の決定は、まだ予備的ものです。情報は、定期的に更新されます。

 WHOは、ブラジルの黄熱リスク地域と上記の挙げた拡大リスク地域を渡航する国際旅行者に対して、次のようなアドバイスをしています。

旅行は、少なくとも10日前に黄熱の予防接種を受けること(単回の接種で生涯にわたり黄熱に対して免疫力を発揮します)
蚊刺しを避けるための対策を行うこと
黄熱の自他覚症状に注意を払うこと
黄熱が伝播するリスク地域の旅行中および帰宅後には、自他覚症状に対し医療施設を受診できるようにしておくこと

出典

WHO. International travel and health, Programmes. 31 January 2017
Temporary Yellow Fever vaccination recommendations for International Travellers related to current situation in Brazil
http://www.who.int/ith/updates/20170131/en/