2017年02月14日更新 コレラの発生状況- ソマリア(更新2)

 WHO東地中海地域事務局(EMRO)より2017年2月13日に公表された情報によりますと、ソマリア保健省からコレラ流行の最新情報が報告されました。

情報の詳細

ソマリアでは、連邦保健省により、新たに死亡者10人を含む913人のコレラ疑い患者が報告されました。死亡率は1.1%でした。
先週の死亡率(1.7%)に比べると、死亡率は下がってきました。これは、対策活動に国全体で取り組み、患者への医療支援環境が改善されてきていることを示しています。
WHOは、ソマリア保健省およびWASH(水と衛生環境の整備への取り組み)を推進する支援団体とともに、国レベルおよび地域レベルでコレラ対策への活動強化に取り組んでいます。新しいコレラ治療センターがBurhakaba に開設されました。ここでは、医療従事者が、患者の取り扱いについて訓練を受けています。(飲料水の)水源の塩素消毒が、Baidoa、 Burhakabaおよびその周辺地域で行われました。Mahadaay地区では、水の配布施設5か所が建設されました。
Jowharでは、野外での排便による病気への注意や手洗いの重要性への意識を喚起するキャンペーンが開かれました。水の取り扱い方や家庭での経口補水液の使用方法に関する実演での説明も行われました。
ソマリアでのコレラ流行は、8地域38地区で発生し、新しい村々や居住地域に広がっています。感染が発生したほとんどの地域は、水が枯渇しかけたシェベル川に沿っています。現在も続く干ばつと、水不足および栄養不良により、流行が大きく広がりました。
2017年1月以降、死亡者57人(死亡率1.5%)を含むコレラ疑い患者4,026人が報告されました。国内で長引く紛争のために、不安定な治安と交通網の悪さがコレラ対策への活動の妨げになっています。

出典

EMRO/WHO. News, Surveillance, forecasting and response. 13 February 2017
Weekly update: cholera in Somalia,
http://www.emro.who.int/surveillance-forecasting-response/surveillance-news/weekly-update-cholera-in-somalia-13-february-2017.html