2017年03月15日更新 コレラの発生状況- ソマリア(更新2)

 WHO東地中海地域事務局(EMRO)より、ソマリアで流行しているコレラに関する2月の月例報告が公表されました。

情報の詳細

 2017年2月1か月間に、急性水溶性下痢症/コレラ患者が著しく増加しました。1月には患者が3,113人と死亡者が47人であったのに対し、2月には患者4,621人と死亡者138人に増えました。

 急性水溶性下痢症/コレラの患者および死亡者は、南部中央地域(the south central region)の38地区とPuntlandの4地区から報告されました。南部中央地域で最も感染が発生した地域は、Bay、Banadir、Middle Shabelle、Lower Shabelleでした。Puntlandで最も感染が発生した地域は、Basasso、Galgdogob、Galkayo、Jiriibanでした。

 今月報告された急性水溶性下痢症/コレラ患者4,603人のうち、45.7%が女性、38.8%が5歳未満の子どもでした。

 採取された糞便検体24本のうち15本が、コレラ菌O139小川型に陽性でした。検体は、別々の治療センターから集められており、Mogadishuにある中央研究施設で分析されました。

 2017年では、累積患者数が7,734人、死亡者が183人(死亡率2.4%)に上り、コレラ流行の発生は全ての地区で記録されました。コレラが発生した地域のほとんどすべての地区で、清潔な水への利用環境が限られています。これらの地区の一部は、現在、2016年10月に始まった干ばつからの深刻な打撃を受けています。

 調査によれば、急性水溶性下痢症/コレラの流行は、南部中央地域およびPuntlandで干ばつからの打撃を受けている新しい地区や地域に広がっています。

出典

EMRO/WHO. News, Surveillance, forecasting and response. 8 March 2017
Cholera in Somalia, monthly situation update (Cholera situation in Somalia, February 2017)
http://www.emro.who.int/surveillance-forecasting-response/surveillance-news/cholera-situation-in-somalia-february-2017.html