2017年08月31日更新 ポリオの発生状況-シリア

 WHO東地中海地域・シリア事務局より、8月22日付けでのポリオの発生状況が発表されています。

822日時点での発生状況

 今週、ワクチン由来ポリオ2型患者が、新たに6人報告されました。報告は、Deir Ez-Zor(デリゾール)県Mayadeen地区から4人、Boukamal地区から2人です。

 ワクチン由来ポリオ2型患者の総数は39人となりました。これまでに確認されたすべての患者は、2017年7月14日までに麻痺が発症していました。

 ポリオウイルス2型(PV2)分離株5株(デリゾール県Mayaeenから3株、Boukamal地区から1株、Raqqa(ラッカ)県Thawra地区から1株)が最終検査結果を待っている状態です。

 デリゾール県での2回目の予防接種が、8月22日に開始されましたが、県内外に大量の人口移動があるために、予防接種は継続されています。

 WHOは、届けられる(ワクチンを)増やすために、ワクチンの再分配と人口移動の地図の作成を指揮しています。Homs(ホムス)県As-Sukhnah地区やイラクのAl-Qa'imからの人口流入が見込まれるために、新たに2型単独の経口ポリオワクチン(OPV2)9万回分がダマスカスからデリゾール県に移送されました。調整の対策に2日間の(接種活動の)延長が見込まれています。

 ラッカ県での2回目の予防接種の準備が進められています。

 2017年年初から、デリゾール県で発見された急性弛緩性麻痺患者の総数は122人(Mayadeen地区で91人、Deir Ez-Zor地区で10人、Boukamal地区から21人)となりました。 ラッカ県からは急性弛緩性麻痺患者16人が報告されています(Raqqa地区で5人、Tell Abyad地区で10人、Thawra地区で1人)。ホムス県からは急性弛緩性麻痺患者28人が報告されています(Homs市で12人、Rastan地区で13人、 Tadmour 地区で1人、Talkalakh地区で2人)。

出典

EMRO/WHO. News. Syrian Arab Republic. August 2017
Situation reports on the polio outbreak in Syria
http://www.emro.who.int/syr/syria-infocus/situation-reports-on-the-polio-outbreak-in-syria.html