2017年10月31日更新 コレラ流行の再興- イエメン (更新13)

 2017年10月26日付けで公表されたWHO東地中海地域事務局(EMRO)の記事によりますと、10月26日までのコレラ患者および死亡者の数がイエメン公衆衛生・国民省より発表されました。

情報の詳細

 イエメン公衆衛生・国民省は、2016年10月に始まった(コレラの)流行における2017年10月26日までに報告された累積患者数が862,858人に、関連する死亡者数が2,177人になったことを発表しました。
 全体を通しての致死率は低い状態で留まっています(致死率0.25%)。この数週間よりも、疑い患者数、死亡者数ともに緩やかに減少してきており、全体を通しての傾向は落ち着いてきてきます。

 コレラは、イエメンに常在していますが、この国は、今年4月以降、急激なコレラ患者の増加を経験しました。報告された患者数は、1日あたり5,000人に上りました。内紛が続いており、健康施設・水道・衛生基盤の破壊や、栄養不良などが、コレラや他の常在する感染症を含めて、国民を病気に対して、かなり脆くさせる原因となってきました。

 WHOと健康支援組織は、緊急対策会議を通して、保健省が国レベル、地域レベルでコレラ対策に取り組むことを支援しています。これには、イッブ県行政府への20トンの医療品、点滴用補益の提供、 下痢症の治療施設および経口補液による脱水(治療)センターの設立、患者管理のための保健医療従事者の訓練、地域社会での飲み水の浄化、コレラ患者の調査や流行への対応を行う緊急対策チームの配置、イエメンの疾病での早期の警戒監視体制の強化などが含まれています。

出典

EMRO/WHO. Surveillance, forecasting and response. 26 October 2017
Outbreak update - cholera in Yemen
http://www.emro.who.int/surveillance-forecasting-response/outbreaks/outbreak-update-cholera-in-yemen-26-october-2017.html