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イヌ、ネコ、ウサギを持ち込む方は
農林水産省動物検疫所

○衛生証明書(Health certificate, Veterinary certificate)について多いご質問一覧
Q3-1 輸出国政府の発行する衛生証明書はどこで取得できますか?
Q3-2 現地の動物病院で発行された証明書は有効ですか?
Q3-3 衛生証明書はどのような内容の証明がなされなければならないのですか?
Q3-4 衛生証明書がない場合はどうなりますか?
Q3-5 衛生証明書の様式(フォーマット)は決まっていますか?
Q3-6 厚生労働省ホームページに様式が掲載されていません。衛生証明書は取得できないのでしょうか?
Q3-7 衛生証明書に有効期限はありますか?
Q3-8 発行された衛生証明書に記載誤りがありました。軽微な内容なので自分で修正していいですか?




Q3-1 輸出国政府の発行する衛生証明書はどこで取得できますか?

A3-1 基本的に国際獣疫事務局(OIE)に登録されている衛生証明書の発行権限のある政府機関(https://www.oie.int/en/who-we-are/members/)の出先機関により発行されます。
輸出国により衛生証明書の発行方法は異なり、@空港の政府機関により発行される場合、A地域を管轄する政府機関により発行される場合、B政府機関が認定した一般の獣医師による証明の後に政府機関の担当官による証明書の裏書きがなされ発行される場合などがあります。具体的な発行手続きについては輸出国政府機関等にお問い合わせください。

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Q3-2 現地の動物病院で発行された証明書は有効ですか?

A3-2 受け入れられません。本制度においては、衛生証明書は輸出国の政府機関から発行されたものでなければなりません。現地の動物病院が発行した証明書は有効なものとはみなされません。
ただし、国によっては政府機関が認定した一般の獣医師による証明の後に政府機関の担当官による証明書の裏書き(エンドース)がなされ発行される場合(米国等)もあります。


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Q3-3 衛生証明書はどのような内容の証明がなされなければならないのですか?

A3-3 衛生証明書には、日本が輸入の際に求める動物ごとに定められた衛生要件について証明されなければなりません。動物ごとに定められた衛生要件の詳細は厚生労働省ホームページの別表1を参照してください。
○動物毎に必要な証明内容(厚生労働省ホームページ)
なお、衛生要件を満たせない場合は、日本へ持ち込むことができません。また衛生証明書上に衛生要件が記載されていない場合は、満たしていないと判断されます。
 証明書内容に不備があるままで持ち込んでしまい、再発行等も見込めない場合は、持ち込んだ方の負担で返送※していただくなどの対応が必要となります。実際には返送は困難であり、多くのケースが持ち込み者の負担による安楽死処分となっていますので十分にご注意ください。
※輸出国又は第3国が受入れを拒否する場合は、返送は行えません。


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Q3-4 衛生証明書がない場合はどうなりますか?

A3-4 衛生証明書原本がない場合は、日本へ持ち込む事ができません。
また、衛生証明書があったとしても、衛生証明書上に衛生要件が記載されていない場合は、衛生要件を満たしていないと判断されます。 衛生証明書を所持せず、又は衛生要件を満たさず持ち込んでしまい、再発行等が見込めない場合は、持ち込んだ方の負担で返送※していただくなどの対応が必要となります。実際には返送は困難であり、多くのケースが持ち込み者の負担による安楽死処分となっていますので十分にご注意ください。
※輸出国又は第3国が受入れを拒否する場合は、返送は行えません。


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Q3-5 衛生証明書の様式(フォーマット)は決まっていますか?

A3-5 様式は各国で異なります。また、動物種ごとに異なります。日本と輸出国において二国間協議が行われ、様式が決定している国の場合はその様式にて発行を依頼してください。厚生労働省ホームページにて掲載されている様式もありますので、まずそちらをご確認ください。
○輸出国から連絡のあった衛生証明書(厚生労働省ホームページ)
様式が決定していない国であっても制度開始以降に輸入実績があれば輸入可能な場合があります。当室までお問い合わせください。
○お問い合わせ


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Q3-6 厚生労働省ホームページに様式が掲載されていません。衛生証明書は取得できないのでしょうか?

A3-6 様式が決定されていても輸出国の希望により掲載されていない国、動物種がございます。また、様式がない国であっても制度開始以降に輸入実績があれば衛生証明書を取得できることがあります。様式、実績の有無については当室までお問い合わせください。
○お問い合わせ
様式、輸入実績が共にない国の場合、二国間協議によって衛生証明書の発行体制の確認や様式を決定する必要があり、輸入には特に時間を要する可能性がございますのでご注意ください。


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Q3-7 衛生証明書に有効期限はありますか?

A3-7 輸出国によって異なります。有効期限を設けている国は証明書に記載されております(米国等)。記載が無ければ明確な期限はありませんが、発行から日数が経過すると動物の健康状態も変わってしまいますので、衛生証明書は輸入の直前(10日前程度)に取得するようにしてください。


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Q3-8 発行された衛生証明書に記載誤りがありました。軽微な内容なので自分で修正していいですか?
Can I correct the mistake in the issued the Health Certificate by myself?

A3-8 できません。署名及び公印の押印がされた衛生証明書は衛生証明書を発行した政府機関の担当官しか修正できません。輸出入者等の第三者が修正した衛生証明書は無効となりますので、絶対に行わないでください。
記載誤りに気づいた場合は発行機関に修正を依頼してください。その際、修正箇所には誰が修正したか明確になるよう、政府機関の担当官の署名と公印を押印するよう依頼してください。
You can’t correct the issued Health Certificate by yourself.
The issued Health Certificate can be corrected only by official veterinarian. Exception of official veterinarian corrected Certificate, it is invalid.
If the issued Health Certificate has a mistake, ask the government authorities of the exporting country to correct it. The correcting part of the issued Health Certificate must be sealed by a signature of official veterinarian and official stamp of exporting country.
How to correct the Health Certificate



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