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2010年09月30日更新 フランスヴァール県で、現地で感染したチクングニア熱が発生しました。

チクングニア熱はアフリカ、南アジア、東南アジアで流行する、蚊によってうつるウイルス性の病気です。発熱、関節痛、発疹などの症状がみられ、関節痛が長い期間残ることがあります。ワクチンはなく、症状を和らげる治療が行われます。

フランスのヴァール県のフレジュスで、地域内で感染したと考えられるチクングニア熱の患者が発生しました。インドから帰国したチクングニア熱の症例から感染したことが疑われています。
フランス南東部ではチクングニア熱、デング熱を媒介するヒトスジシマカが定着しており、海外からの感染症例から感染が広がる危険性が指摘されています。ヨーロッパであっても蚊によって思わぬ感染症にかかる危険性があります。蚊に刺されないように十分に対策をとってください。

フランスでチクングニア熱が発生している地域

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蚊に刺されないための対策


・可能な限り、しっかりと網戸がとりつけられているかエアコンが備わった、また、蚊をしっかりと駆除しているホテルやリゾートに滞在してください。ホテルの網戸設備が十分でないようならば蚊帳(かや)をご使用ください。蚊取り線香も有効です。
・屋外にでかける場合や網戸が備わっていない建物では、ディート(DEET)などの有効成分が含まれている虫よけ剤を、皮膚の露出部につけてください。使用する場合には、必ず添付文書にかかれた使用法を守ってください。日焼け止めを使う場合は、虫よけ剤を使用する前に日焼け止めをつけてください。
・子どもとくに乳児への虫よけ剤の使用については、小児科医にご相談ください。虫よけ剤が使用できない場合、ベビーカーにぴったりと合う蚊帳でベビーカーをおおってください。


心配な場合には早めの受診を

海外で熱が出たら、できる限り早く医療機関を受診してください。チクングニアが流行している地域には、デング熱、マラリアなど蚊でうつる他の危険な病気も流行している場所もあり、しっかりと区別して治療を受ける必要があります。

ご帰国の際に、熱や心配な症状のある方は検疫所の担当者にお申し出ください。

仮訳文

感染症別情報