2014年04月21日更新 赤道ギニアでポリオが発生しました

 4月14日に公表されたWHOの情報によりますと、赤道ギニアで新たに3人の野生型ポリオウイルス1型(WPV1)患者が報告されました。1999年以来同国では初めての症例です。遺伝子配列からこの症例はカメルーンのWPV1流行とリンクしておりその後赤道ギニアで検出されたことを示しています。患者は2014年1月28日、1月19日、3月24日、それぞれセントロスール県、北ビオコ県、リトラル県で、麻痺で発症しました。同国での発生対応は、2014年4月21日-24日の国内予防接種デー(NIDs)に2価経口生ワクチン(OPV)を含めて計画されています。同国では小児の40%がポリオに対して完全に予防接種を受けていると推定されています。

 2014年3月17日WHOは、カメルーンから国際的にポリオの拡大するリスク評価を“非常に高い”へ引き上げました。(http://www.who.int/csr/don/2014_03_17_polio/en/ またはhttp://www.forth.go.jp/topics/2014/03181427.html)

 近隣諸国、特にガボン、コンゴ共和国では予防接種率と感受性サーベイランスの評価も行っています。ガボンでは全国予防接種キャンペーン(15歳未満のすべての小児が対象)が2014年4月22日-26日で計画されておりコンゴ共和国では全国的な対応が5月1日に計画されています。

 すべての国、特にポリオ発生国や地域と頻繁に渡航や接触のある国はサーベイランスを強化して、急性弛緩性麻痺(AFP)症例に対し、新たなウイルスの持ち込みを迅速に検出し迅速な対応を促すことが重要です。国、地域、地区は新たなウイルスが持ち込まれた時の影響を最小限にするために地区レベルで均一な高い予防接種率を維持すべきです。

出典

WHO Global Alert and Response(GAR)
Update on polio in central Africa- polio comfirmed in Equatorial Guinea,linked to outbreak in Cameroon
http://www.who.int/csr/don/2014_4_17polio/en/