2014年05月16日更新 西アフリカでエボラ出血熱が発生しています (更新15)

 5月15日付けで世界保健機関(WHO)から公表された情報によると、西アフリカにおけるエボラ出血熱の発生状況は以下のとおりです。

ギニア
 5月12日18:00の時点において、ギニアの保健省は、臨床的にエボラウイルス疾患(EVD)患者であるとされた患者の累計数は248人(そのうち死亡者は171人)であると報告しました。5月9日の最終更新日以降、PCR法エボラウイルス検査による新たな確定患者は5人(うち死亡者なし)です。

 症例数や接触者数は、サーベイランスや接触者追跡調査が強化され、検査室検査が継続されることで症例や、接触者、検査データが統合されるにつれて更新訂正される可能性があります。PCR陰性の臨床患者に最近導入されたエボラウイルス血清検査が検査室確定患者の最終的な数を変える可能性もあります。

リベリアとシエラレオネ
 リベリアとシエラレオネには新たな注意喚起は出ておりません。リベリアは、コートジボアール、シエラレネオとの国境を越えた会議開催のための準備が進められており、ギニアと国境を接する地区でサーベイランス活動が強化されました。

 WHOは、この事例に関する現在の情報からは、ギニア、リベリアへの渡航や貿易を制限することを推奨していません。

 西アフリカへ渡航する方は、現地の情報に注意してください。手洗いなどの一般的な衛生対策を行ってください。また、感染した人の血液や体液、それらで汚染された可能性のあるもの、動物に触らないでください。

 現地で、発熱などの症状が出た場合には、すぐに医療機関を受診してください。また、帰国時に症状がある場合には検疫官にご相談ください。エボラ出血熱は感染してから発症するまでに3週間かかることもあります。帰国してから症状が出た場合には、医療機関または検疫所にご相談ください。

感染症情報:エボラ出血熱

出典

WHO Global Alert and Response(GAR)
Ebola virus disease, West Africa – update
http://www.who.int/csr/don/2014_05_15_ebola/en/