2016年11月15日更新 ソロモン諸島とブルネイにおけるデング熱の流行

 外務省より、11月11日付けでソロモン諸島およびブルネイにおいてデング熱が流行していることにより、渡航者に注意を促す記事が掲載されています。

 外務省によって掲載された情報の要点は以下の通りです。

ソロモン諸島
ソロモン諸島では、今年8月以降、デング熱患者の報告数が増加しており、同国保健省は、感染者が報告されている7地域でデング熱の流行宣言を行いました。
デング熱は、蚊に刺されることで感染し、重症に至らない場合がほとんどですが、患者の一部がごくまれに重症化し、出血症状を発症することがあります。早期に適切な治療を行わなければ死に至ることもありますので、デング熱を疑う症状を発症した場合には、早めに医療機関を受診するようにしてください。

ブルネイ
デング熱は蚊に刺されることによって感染しますので、防蚊対策を行ってください。
デング熱患者の一部は、まれに重症化して出血症状を発症することがあり、早期に適切な治療を行わなければ死に至ることがあります。デング熱を疑う症状を発症した場合には、早めに医療機関を受診してください。ただし、ブルネイの医療施設では十分な治療が受けられない可能性が高く、重症化した場合には、国外での治療が必要になることがあります。

 ソロモン諸島およびブルネイにおけるデング熱の発生状況の詳細も掲載されています。

 詳しくは、外務省の海外安全ホームページ広域情報のページをご覧下さい。

蚊媒介感染症に罹らないための対策

・ 可能な限り、しっかりと網戸がとりつけられているか、エアコンが備わっている、または、蚊をしっかりと駆除しているホテルやリゾートに滞在してください。蚊取り線香も有効です。
・ 長袖のシャツ、ズボンを着て、できるだけ皮膚の露出部を少なくするようにしてください。
・ 流行地域では屋外にでかける場合や網戸が備わっていない建物にいる場合には、ディート(DEET)などの有効成分が含まれている虫よけ剤を、皮膚の露出部につけてください。使用する場合には、必ず添付文書に記載されている使用法を守ってください。日焼け止めを使う場合は、先に日焼け止めをつけてから、虫よけ剤を使用してください。
・ 子ども、とくに乳児への虫よけ剤の使用については、小児科医にご相談ください。虫よけ剤が使用できない場合、ベビーカーにぴったりと合う蚊帳でベビーカーをおおってください。

心配な場合には早めの受診を

・ 海外で発熱などの症状が出たら、できる限り早く医療機関を受診してください。
・ また、ご帰国の際に、発熱や心配な症状のある方は検疫所の担当者にご相談ください。帰国後に発症した場合や、症状が改善しない場合は、お近くの医療機関または検疫所にご相談ください。
・ 医療機関を受診する時には、医師に、渡航先や渡航期間、渡航先での活動などについて、詳しく伝えてください。

参考情報

FORTH感染症情報:デング熱
デング熱と重症型のデング熱について(ファクトシート)(更新2)(2016年8月)
厚生労働省 デング熱に関するQ&A
国立感染症研究所 デング熱とは
蚊媒介感染症を取り扱う医療機関
日本感染症学会による蚊媒介感染症専門医療機関一覧