北部ウガンダの原因不明疾患のアウトブレイク、黄熱と確認される

在ウガンダ米国大使館、米国国務省 2010年12月28日

米国疾病対策センターはウガンダ保健省およびWHOとの協議の上、11月30日在カンパラ大使館発の注意喚起で報告した、原因不明の重篤疾患が、黄熱のアウトブレイクであることを確認しました。

現時点で、スーダン南部の2例の疑い例も含め、7つの県で疾患の発生が報告されていますが、重症例(発熱、嘔吐、出血という特徴を持つ)の報告は、北ウガンダの3県、Abim県(中でもMorulem郡)、Agago県(Omiya P'Chua郡、Adilang郡、Paimoi郡)、Kitgum県(Orum、 NamokoraおよびKitgum Town Council)に集中しています。

この結果を受けて、在カンパラ米国大使館は、ウガンダ在住の米国市民および米国旅行者に対して、この10年間に黄熱ワクチンの接種を受けていない場合、北ウガンダ地方を旅行しないように推奨します。最近黄熱ワクチンの接種を受けている場合には、接種後少なくとも10日間は北ウガンダに旅行しないようにしてください(黄熱ワクチンの効果がえられるのに10日間かかるため)。黄熱ワクチン接種を受けている、米国政府関係者のみが感染地域に旅行することが許されています。

黄熱に関する基礎情報、詳細情報については下記のサイト(英文)を参照してください。