鳥インフルエンザ流行状況-エジプト

WHO(GAR) 2011年1月20日

エジプト保健省は、新たに1人の鳥インフルエンザA(H5N1)に感染した患者を公表しました。Alexandria県の1歳の小児に1月12日から症状が現れ始め、1月13日に患者は入院しました。容態は安定しています。感染源の調査により、この症例は家禽への暴露を受けていたことがわかりました。

この患者は、WHOのグローバル・インフルエンザ・サーベイランス・ネットワーク (GISN)の国立インフルエンザセンターである、エジプト中央公衆衛生試験所で確定されました。

エジプトで確認された121例の患者の内、40例が致死的でした。

WHOに報告された鳥インフルエンザ確定例(2011年01月20日現在)

症例数(死亡数)

年度アゼル
バイジャン
バングラデシュカンボジア中国ジプチエジプトインドネシアイラク
20030001(1)0000
200400000000
2005004(4)8(5)0020(13)0
20068(5)02(2)13(8)1(0)18(10)55(45)3(2)
2007001(1)5(3)025(9)42(37)0
200801(0)1(0)4(4)08(4)24(20)0
2009001(0)7(4)039(4)21(19)0
2010001(1)2(1)029(13)9(7)0
2011000002(0)00
累積数8(5)1(0)10(8)40(26)1(0)121(40)171(141)3(2)
年度ラオスミャンマーナイジェリアパキスタンタイトルコベトナム総計
20030000003(3)4(4)
2004000017(12)029(20)46(32)
200500005(2)061(19)98(43)
200600003(3)12(4)0115(79)
20072(2)1(0)1(1)3(1)008(5)88(59)
20080000006(5)44(33)
20090000005(5)73(32)
20100000007(2)48(24)
201100000002(0)
累積数2(2)1(0)1(1)3(1)25(17)12(4)119(59)518(306)